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2007年9月30日

「友部DEスマイル」

 茨城県笠間市で、「友部DEスマイル」という知り合いの集まりがあった。今回は第3回ワークキャンプと題して「稲刈り」を行うということだ。

 土曜、日曜の2日間にわたり、稲刈り、乾燥までの作業を行う予定となっている。天気が心配だが雨は大丈夫だったのだろうか。

私が参加したのは、土曜日の夜から。「有機農業のお話」の時間があり、私の大学、協力隊、そして有機農業の先輩である、八郷町の田中さんが参加者にお話をした。

お話の中では「はっっ。」とすることが多かった。少量多品目で直接消費者と関わる大きなくくりで同じ「有機農業」をしていても、そのディテール、こだわりの部分はひとそれぞれ違うなぁということ。

 特に心に残ったのは、「つらいとか大変だと思ったことはない。」し、
楽しい、良かったと思うことは?の質問に対しても「毎日」と即答していたことだ。そして、話の端々に地元の農家の方に対する敬意が感じられる。
見習うべきことがたくさんあった。

農業に対する純粋な気持ち。先人に対する謙虚な気持ち。それを就農後7年間もち続けられることの素晴らしさ。
私が初心を思い出したような。背筋が伸ばされるような貴重なお話だった。

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2007年9月27日

稲ワラ立て

周りの田圃では稲刈りがほぼ終了している。今日はお世話になっている地元の農家の方に稲ワラをもらいにいった。

もらうといっても簡単にもらえるわけではない。コンバインで刈りおわり、キレイに並んでいるワラ適当な大きさにを束ね。干す。よく乾かしてからでないと、保存中にワラがいたんで使い物にならなくなる。
この稲ワラは、トマトの敷き藁、カボチャの敷き藁など、野菜栽培にとっては必需品である。最後は土にかえる優れものだ。

毎年、この時期に行うこの仕事が私は好きだ。広々とした田圃の中で、秋風に吹かれながら、もくもくとワラをしばっていく。腰が痛くなってふっと遠くに目をやれば、山の稜線がみえる。ワラに腰かけ、お茶を飲むものいい。
そして、キレイに立て終えたときに清々しさ。

いつまででもこの仕事をやっていたいのだが、そうはいかない。畑に虫は出ているし、種は蒔かなければならない、苗の定植をしなければならない。そろそろサツマイモも掘りたいのもあって、この時期は本当に忙しい。

油断しているとすぐに日が暮れてしまう。
Photo
今日で半分以上終わった。昨年より束ねるスピードも上がったような気がする。

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2007年9月23日

虫が出ています。

キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーに虫がついている。
10月に入れば収穫できるくらいの大きさなので、もう一息。いっきに茎を切られるようなことはもうない大きさだが、大量の虫が葉の裏を這っているから注意が必要である。

気を抜くとあっという間にレース状に、しかしここまできれいなレースは珍しい。
(写真)
ここまで放置しておいたのは完全に私の怠慢だ。
Photo_2

レース状のブロッコリ

この虫の発生には先日までの暑さが関係しているかもしれない。涼しくなれば活動も穏やかになるのではと淡い期待をいだいているのだが・・・。
毎朝とはいかなくても隔日の虫見をしようと考えている。


今日は仕事に出ようと思ったときから雨。
昨日、定植したての白菜、キャベツには絶好のタイミングでの雨となった。しかし予定していた正月頃に収穫予定のほうれん草、小松菜の播種ができなかった。
Photo_3

遅れていた2回目の白菜


これから10月10日頃まではとにかく小松菜、ほうれん草をできるだけ回数を分けて蒔く。冬の野菜の成長は少しずつなので、数日の違いが大きな成長の違いをうむのだ。10月中旬以降は蒔いても成長せずに冬を越し、春先に花芽をもって目的の野菜にはならない。(菜の花にはなるが。)

昨年は春先の野菜不足に悩まされたので、ここは一つ気を引き締めて、細かく多めに蒔いていこう。

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2007年9月22日

人参順調です。

最近になり、人参の葉が茂ってきた。
当農園では、本格的に収穫が始まる前に2回間引きを行い、「葉人参」「ミニ人参」として野菜セットに入れている。

昨年に比べ今年は発芽もよく、順調だ。発芽が良いと間引きをためらわず、適期にできる為、さらにその後も生育にもよいだろう。

なぜ、発芽がよかったか。今年は播種後に強すぎない適当な雨が降ったことからだろう。昨年はタンクに水をくみ、ホースで水まきをしたことがあった。そして播種前に芽だし(水につけて発芽しやすい状態にしてから蒔く)をしたのだが、昨年は水に浸しすぎて根が出ているものがあったのでつける時間を少し短めにした。

初期の除草。暑い中、両親の手も借りてなんとかできた【←感謝】
最後は虫見、昨年ほどはいなかったが、やはり根気のいる作業。

播種から今までをとってみても、いろいろな要素があって、それらが今年はよい方向に行ったと思っている。

来年には来年の状況があるだろうが、今年の秋冬の人参は自分にとって自信となるものとなった。
Photo

春先までダイジョウブ?


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2007年9月17日

玉ネギが・・・

6月の梅雨前に収穫した「玉ねぎ」を現在出荷している。
来年の一月ぐらいまでの出荷予定でいた。(そのくらい十分な量を収穫できたと思っていた・・・・)
しかし現在、全体の2割~3割ぐらいの腐りが出て誠に悲しい状況だ。収穫後は、麻ひもで結び車庫につるしていたのだが、出荷の為に紐を切り、準備をしていると表面のやわらかいモノが結構ある。しかも、大きいたまねぎほど多く見られる。

原因はなんとなくわかっている。
玉ネギは一般的に9月蒔き、11月定植、5月~6月収穫。
追肥のタイミングが遅いと「腐れ」が多く出るといわれている。教科書的には「2月末までに追肥をやめるように」と。
もちろん、その教えは守ったのだが、今月の「現代農業」という雑誌に面白いことが書いてあった。「追肥は分けて、一度にたくさんあげると、そのときに成長した部分から腐ってくる。」というもの。

その記事に出ている翁は、12月~2月まで、毎月10日に同量ずつ追肥をしているのだという。

いわれてみれば、私は一年目という気負いがあり、できるだけ大きくしたいなどと、変な欲を出した。(ような気がする) 
心なしか、追肥が多くなりすぎた可能性がある。冬の間は追肥を多くしても、虫が増えるなどということがないものだから、調子に乗ってあげすぎたかも知れない。


腐った玉ねぎを捨てながら、つくづく思う。来年は大きくなくとも腐らない玉ネギを作ろうと・・・。

9月9日に蒔いた今年の玉ねぎが今日、無事発芽。
Photo

にんじんの葉につくアゲハの幼虫

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2007年9月15日

農場見学

「有機農業ネットワークとちぎ」でお世話になっている先輩農家を訪れた。栃木県佐野市。県の西に位置し、群馬県との県境。山がそこここに見え、平らなここ真岡とは別世界だった。

 後から考えて見れば、言葉もなんとなく群馬っぽかった。私が住んでいる真岡市はどちらかと言えば、茨城に似た訛りだ。

着いてからしばらくは、近況や台風被害について話した。訪れた2軒の農家のうち一軒では川のふちにある大豆畑に増水した川の水が浸入し、大豆がほぼ水に浸かったという。その辺りの地元農家の人も、「そんなことはあんまりない」というほどだったそうだ。改めて今回の台風の栃木での被害の大きさを感じた。

Photo_4自然の豊かのこの地でやはり問題となっているもは獣害。イノシシ、サル、ハクビシンなど、電気柵とネットを併用して防いでいるらしい。今年は今のところ入られていないといっていたかなぁ。太陽電池で蓄電し、電気を流す装置。実際にこの大きさのパネルだと電気が足りないらしいが・・・・。



2人がおこなっているのは自然農。 畑を耕さず、肥料を持ち込まず、草を生やし、畑に還すというやり方を基本としてるようだ。(例外はあるが・・)。3年ほど続けて行い、土が肥えてくれば、有機農業並みとはいかないまでも、ある程度の収量を上げることが可能だそうだ。実際、畑では草むらの中に苗が植わっているような状態。
まだ、取り組み初めて日が浅いということで生育不足と虫の被害があったように見えたが、とにかく土はやわらかかった。

私が借りている土地でこの方法をおこなうには、近所の目、地主さんにも気を使ってしまいできないような気がした。

しかし、草の中でも元気に生えるPhoto_5 野菜をみて、植物が本体持っている生命力もようなものを感じた。


雑穀のアマランサス

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2007年9月11日

台風一過とはいかずに・・・

 台風以来、天気の悪い日が続いている。それでもなんとか天気がもって、畑の乾いた9月9日に玉ネギを播種することができた。来週までの雨の予報を見るといい時期に蒔けたとほっとしている。
このときを逃していれば、1週間以上は遅れただろう。

玉ネギというのは一年に一時期しか播種できない上に、播種適期は短い。今年の冬はラニーニャ現象の影響で寒いらしいので、11月の定植期が来る前にエンピツ大のいい苗にしたてたいものだ。

今日は出荷の日だったが、久しぶりに雨降りの中の収穫となった。
終盤にさしかかった夏野菜の収穫量は、予想していたよりも少なくなった。
原因は風によるダメージだと思う。なすなどは茎は折られなかったが、小さい果実までもが風で傷をうけ、出荷に至らず出荷量は3分の1に減る。
早く回復してほしいものだが、この天気ではなかなか元気な姿には戻ってくれない。こちらの思惑どうりに自然はいかないのねぇ。

天気が悪くて仕事は進まないし、元気はでないし、
今のうちに、夏にたまった疲れを癒しておこう。秋晴れの時期がきたらこれでもかというぐらいに仕事ができるように・・・。

Photo_2

トンボを捕らえるカマキリ。
写真を撮るとき、カマキリに睨まれた。
自然とは・・・・。

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2007年9月 7日

台風お見舞い申し上げます

これを読んでいる皆さんのところは台風はどうだっただろうか?
数名の方からありがたくも、ご心配のメッセージをいただいた。

「メッセージをいただいた皆様、心配いただいている皆様、どうもありがとうございます。」

早速、被害の状況と今後の見通しを考えてみようと思う。

まずは、トマトのハウス。
Photoあえなく撃沈。写真の通り・・・。
ばっさり、真ん中から切れました・・・。

幸い、7月から8月まで収穫をしていたトマト達で今はほとんどなっていない。そろそろ引っこ抜いて片付けようと思っていたので問題なし。ビニールは以前、イチゴ農家からもらったストックがあるので損害はなし。(強いて言えば、張りなおす労力か)

そして次は、オクラ、露地トマト
005 一瞬オクラは横になり被害が大きいように見えるが折れずに曲がっただけ。問題なし。
露地トマトの支柱は折れずに傾いただけ、復旧可能だが、もともともう少なくなっていた果実が風で落とされた様子。
少し終わりが早まった。

そして、きゅうりのネット
010 画面中央のきゅうりのネットをかけているアーチが右側へ寄っているのがおわかりだろうか。
信じられなかったが、地にささっていたアーチが風により持ち上がってしまった、これによりそこに絡まっていたきゅうりが根こそぎ飛んだようだ。根っこを露出したカワイそうなきゅうりを目の当たりにした・・・。
これにより、細々と出荷していたきゅうりは出荷終了となりそう。
 なによりこれが一番の被害だ。

他も、ピーマン、ナスが倒されていたりというのはあったが、折れているわけではないので、大事にはいたらない模様。
数日もすれば、収穫量も100%とまでには行かなくても70%までに戻るだろう。
収穫量が過剰気味だったので、これで少し抑えられてちょうどよいと考えている。


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台風通過中

9月7日、8:00.
今、台風が付近を通過中のようだ。
庭木がびゅうびゅう音を立ててなびいている。

 昨日から風が降り続き、雨が降ったりやんだりしていた。
畑では前回の台風4号の教訓をいかして、なすの枝の縛り直し、剪定。早めの収穫をした。
枝が長く、実をつけておくと、木に負担がかかり、折れるこがあるからだ。

前回折れた株はその後の晴天、高温ですぐに芽が出て以前と同じぐらいの大きさに戻ったが、今後は夏ほどの天気ではないから回復は遅くなるだろう。

今は外に出られる状態ではないのでまだ見にいってはいないのだが、どうなっていることやら。ビニールハウスも少し心配だ。

今日は出荷の日、夕方の宅急便集荷の時間に間に合うように遅めに始めようと思っている。


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2007年9月 3日

撮影日

9時から栃木テレビの取材スタッフがやってくる。
数日前に出先で偶然にも出演する番組の録画を見たので大体の雰囲気はつかめた。
印象としては「とにかくテンションが高い・・・。」
こっちは朝からデイリーの収穫(ナス、オクラ、ニガウリ)をしているだけなのだが、レポーターが「これ、これ!おーいしそ~~」とうちのナスを褒めちぎってくれた。
もちろんレポーターはいつでもそのテンションではないので、カメラが回ったときだけだ。いっきにテンションを揚げるプロの仕事に感動すらした。

他にも、場面のつながりを意識したり、「ここはヌキでいこう」とか「ナメル感じで撮って」などこっちが知らない世界に社会科見学に来たようで面白かった。
話の途中でヘリコプターがきたり、郵便屋のバイクが来たりと私と父が噛みまくったほかにも、いろいろな邪魔が入るし、素材としてたくさんほしいということでとにかくたくさん撮った撮った。

時間が押していても、映像に手抜きをしない彼らの姿勢に同じ「物作りをする人間」としての意識の高さを感じた次第である。

あとは、どう編集されて放映されるのか。
何べんか言い直されたところがあったから、もしかしたら、伝えたい部分がばっさり切られている可能性はある。


放送は9月29日(土)朝9:00~9:30、(再)30日(日)20:00~20:30
栃木テレビ、「こちら、とちぎ調査隊」内
かなり少ししか出ないと思いますが、
栃木の方はぜひどうぞ。

Tv

父の昔の写真を撮っている
左はディレクター

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2007年9月 1日

農業試験場公開ディ

たまには、最先端の技術を見ておくのもいいものかなぁということで、「農業試験場公開ディ」というイベントが行われている県の農業試験場がある宇都宮北部までいってきた。

001_2

 会場では、研究発表のほかに、繭を使ったクラフトやカボチャ釣り、クイズ大会など子供たちも楽しめるないようになっていた。

栃木の主力生産物であるイチゴや梨についての省力化技術やバイオマス研究発表、新しい品種の研究もあり、大勢の人たち(年齢層は高め)があつまっていた。
随所に相談所のようなテーブルが置かれ、農業の話題に花が咲いている。

もちろん研究を仕事としている職員達なので、わからないは何でも聞こうということだろう。私もいい機会だから尋ねてみた。
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 例えばナス。しばらく前から、ヘタが白くなる症状が出ていた、白くなっている株は茎の白い、なすの尻の部分も白く固くなっている。初めは2~3本ぐらいだったが現在は6~7本。大きな被害ではないが気になるといえば気になる。得体が知れないのが恐い。

野菜の部署で職員に聞くと、あっさり「チャノホコリダニ」ですね~。と教えてくれた。
こんな感じじゃないですか?と写真まで見せてくれた。「そうそうこれこれこれです」となんとすっきりしたことか。

ちょっと待ってくださいといって農薬便覧を開き始めた。(うー、困ったなぁ~、断るわけにもいかないし・・・・、始めに無農薬で作っているといったのになぁ・・・)


聞き覚えのないカタカナをさらさら書いたかと思うと、「あまり強い虫ではないので早めに薬をかけておけば、すぐ治りますよ。無農薬といっても一回くらいはかけないとねぇ。」とのことだった。

あまりも手早かったので多くは語れず「・・・そ、そうですか」といってその場を去るのが精一杯だった。家に帰って早速メモはゴミ箱いきにしてやった。
あの場で議論しても仕方ないしなぁ。

農薬ありきの世界、それが当たり前の世界。

いつか、無農薬が当たり前の時代が来るようにがんばろう!!

試食で食べえた梨は美味しかったが、
美味しかったからこそ、考えることも多かった。
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