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2008年2月 3日

有機ネット栃木・講演会

帰農志塾のOB会が終わって、一眠り、目が覚めるとそこは一面の白銀の世界だった。
馬頭温泉郷という結構、山の中にいたので、帰れるのかと一瞬不安にもなったが、スタッドレスタイヤを履いた車を借りてきたので、なんとか大丈夫であろう。と胸をなでおろした。

なおも雪は降り続く・・・。今日は同じ県内の茂木町で「有機農業ネットワークとちぎ」の総会がある日だ。

総会に先駆けて行われた、福岡で有機稲作を営む宇根豊さんの「天地有情の農業」という講演。非常に参考になったので一部紹介したい。

「新幹線の新潟方面行き、一面に広がる景色は田植え直後は水の上、夏は緑の草原の上、秋は金色の雲の上を走っているような風雅な気分になる。これらの景色を見せてくれた地元のお百姓に感謝する意味もこめて、もちろん、旅情を満喫する為、車中で駅弁を食べた。しかし、その駅弁の食材のほとんどが外国産だった。」
これらいくつかのエピソードに続き、
「我々日本人は、日本の企業はいつからこんなに下品に成り下がったのだろうか。安全が確認さえされていれば、食材はどこから持ってきてもいいと言うのだろうか」
宇根さんは「食べ物の中身の価値ばかりに目がいきすぎだ」といいます。
「食べ物の外側の価値(作られた環境や生産者の想い)にまで考えが及ばない限り、日本の農業は潰れ、環境は保たれない」と。
そして、我々有機農業を行う生産者こそがこのことを訴えていく存在であると。

この講演を聴き、これから自分のやっていくことが少し見えたような気がした。
これからの自分の方向性(自分が有機農業を通して目指すもの)について少し考えていた時期でもあったので、
前日行われた帰農志塾OB会といい、今日の講演といい、内容の濃い日が続きいい刺激となった。

このようにいろいろな場所に出向き、自分の考えを整理していくのも、農閑期である冬ならではの良さである。
Photo

収穫後のほうれん草


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