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2008年4月29日

食育とは??

 先日、市内の中学生に対して、国際協力(海外経験)の講話をしてくれないかとの依頼があり、市内で一番大きい中学校へと足を運んだ。
中学、高校時代の友人が先生をしている学校でもあり、楽しみにしていった。


 私が青年海外協力隊(エクアドルに赴任していた。)から帰国したのは5年ほど前だ。その後にあった2年間の農業研修時代のインパクトもすごかったので、正直、隊員時代のことは忘れていることが多いのだが、今までに何度か同じような講演の機会を持ったことがあったので、スライドの資料を使いなんとか終えることができた。

終了後、ある先生とお話をする時間があった。
私は普段から気になっている子供達の食育について先生に聞いたのだ。
現在の食育の体制、内容について・・・・。
現在、市内21小中学校に対して栄養職員という人が一名、巡回して指導しているという。栄養士の資格をもった教員だそうだ。内容はというと栄養指導が中心とのこと。

ちょっと話を聞いただけなので、はっきりしたことはいえないのだが、先生の話し振りからすると「食育=栄養指導」と考えているのかもしれないと感じられ、なんとも心配になってしまった。

食べることが、栄養素の摂取だけなら、点滴さえ打っていればよい話である。
食べるということは生きる上で呼吸と同じくらい大切なこと。食べるために生きるのではないけれど、食べなければ生きていけない。
食べ物が自分の口に入るまでに作物がどのように育ち、調理されるのか。どういう食べ物を食べれば体のためにいいのか。

そして、食べ物を食べるときの環境。一人で食べるより、みんなで食べるときの方がなぜ楽しいのか。そんな一家団欒の中心にもなる食について考える機会というものが「食育」ではないだろうか。

ある人から聞いた話だが、食という字は「人を良くする」と書くのだそうだ。
なるほど・・・。人を良くするためのものが食だという。

その人は以前、教育関係の仕事をしていた。その時、子供達があまりに機械的に見えてしまい、何か食に原因があるのはないかと、もともと親がやっていた食の世界に飛び込んだという。

いつか、「百姓」という立場で子供達に

「食と農」について話してみたいものである。

Photo
美しいラディッシュ
(ラディッシュだけがなぜか豊作)


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コメント

食べるって とっても 大切な 作業ですよね。
うちの子供は 良く食べる子供だったので
小さい頃、 食の細い お子さんの親が
うちの子供を 夕食時に 貸して!と頼まれてました。
そんな訳で うちの息子は ご近所のお家で いつも夕食 ご馳走になってました(*^_^*)
どうも、 うちの息子の 食べっぷりを見て つられて 普段食べない 野菜も 食べるらしいんです。

たとえ家族だけの 食事でも 給食でも
笑いながら 食べる食事こそ
体に 一番 よい事なんじゃないかなあ・・・

投稿: igarashi | 2008年5月 3日 09:59

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