2010年9月17日

やっと雨!・・・そして珍客

Photo   瀕死のキャベツ

まる妻です。

昨日、待望の雨が降りました!
明け方目を覚ますと雨音が聞こえ、ニンマリしてまた眠りにつきました。

お盆以降、2回ほど数分で止んでしまうパラパラ雨はありましたが、
やっとしっかりと降ってくれ、ほっと一安心。

しばらく軽トラの荷台に浴槽ほどの大きさのタンクを積み、
水を汲んでは撒きを何往復か繰り返す日々が続いていました。

それでも雨には全然かなわず表面が湿る程度で、
撒いているそばから、最初の方に撒いた場所は乾き始めるような状況。。
自然の厳しさを前に、人間の無力さを感じざるを得ませんでした。

にんじんは発芽せず、定植したキャベツ・ブロッコリは一部枯れ、
里芋の葉っぱまで枯れ・・・本当に一時はどうなることかと思いましたが、
これでみんな元気になってくれるといいなぁ。

有機農家の仲間たちを見ていて主人が言ったのは、
「百姓って、野菜が元気なら元気だし、
元気がなくなると一緒に落ち込むんだな~」。

確かに。
この雨が降らなかったしばらくの間、
何人かの有機農家と会ったり、電話で話す機会がありましたが、
みんな結構「落ちて」いたような。。
雨が降らないので休みがなく、疲れていたというのもあると思いますが。

まぁ、野菜のできが生活に直結している、という現実的な話もありますね。(笑)

とにかく久しぶりの雨に、朝は「おめでとうございます」の挨拶で始まり(?)、
空模様とは反対に、気持ちは晴々。

するとその日の午後、突然来客が。
玄関に行ってみると、親しくさせていただいている
茨城の旧八郷町の有機農家Tさんご夫妻!

ただ「びっくりさせたかった」と。。

少々わかりにくい場所にある我が家に、
私たちには内緒で、地図だけで辿り着くことがその日の目的だったそうで、
「あがってください」と言っても、
「場所の確認だけだから今日は帰る」の一点張り。
はるばる来てくれたのに、本当に立ち話だけで
次なる目的地(真岡のブックオフ)へと去っていきました。(笑)

Tさんらしい雨の日の楽しみ方です。

百姓を浮かれさせる雨なのでした。


*「短時間の滞在だったけど、ぜひブログに」という
ご本人の強いご希望により、書かせていただいています。

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2010年9月 7日

干ばつ??

Photo  日陰に隠れて一日中動かないカエル

まる妻です。

雨が降りません。
ずーっと降っていません。
お盆に一度降ったきり、降っていません。

きっとこの近辺の方でも「え?そんなに降ってないっけ?」と
思われた方もいるでしょう。
私たちは、今日も降らない、また今日も・・・と、
毎日毎日、雨を待ちわびています。

畑はカラッカラに乾いていて土埃が舞い、
定植したての苗や、種を蒔いたばかりのところには
毎日水を蒔いています。

こんなことは、これまでにありませんでした。

主人と「これって干ばつって言うんじゃないの?」という話になり、
干ばつの定義を調べてみたところ、
気象や農業など、分野ごとに定義されているようですが、
農業における干ばつは「穀物生産や畜産に悪影響をもたらす降雨量の不足」。

・・・野菜は??
野菜に関して言えば、既に悪影響は出ています。

このまま雨が降らず、
近隣の農家がみんな水を汲み上げて畑に撒いていれば、
やがて地下水も枯れ、
深刻な水不足に陥るのではないか。。

そんなことを考えてしまいます。

温暖化やそれに伴う異常気象で、
いずれ世界的な水不足になり、
水を奪い合う戦争が起きるだろう、と言う人は以前からいました。

これまでは、「数十年後にそんなこともあるかもしれない」くらいに考えていましたが、
今はかなりリアリティーを持って響いてきます。

アスファルトの上を歩き、
水道をひねれば水が出てくる

という状況では「干ばつ」なんてピンとこないだろうし、
大げさに聞こえるかもしれません。

でも、やはり人間と自然は切り離せません。
人間が口にする食べ物は自然が生み出すもの。

ロシアも猛暑で小麦が不作となり、輸出を停止しました。
同じような事態が各国で起こったら、
自給率の低い日本はどうなってしまうのでしょうか。

私たちは職業柄、自然の変化に気づきやすい。
それを発信していくのも、私たちの仕事なのかな・・・と最近思っています。

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2010年4月29日

娘、復活

Photo_3  Photo_4

まる妻です。

先日、娘の保育園登園拒否について書いたところ、
思わぬ反響が。

「うちもそうでした」とコメントをいただいたり、
わざわざ電話をくださった方も。。
みんな通る道なんだな~と、勇気づけられました!
ありがとうございます。

この場をお借りして娘のその後を書かせていただくと、
幸い登園拒否は短期間でおさまり、
今は笑顔で行ってくれています。

体調を崩していたのが大きく影響していたようで、
保育園だけでなく、しばらくはお風呂、歯磨き、
さらにはお父ちゃんまでも(笑)拒否していたのですが、
不思議なもので、全てほとんど同時におさまりました。

子供って面白いな~
ご心配をおかけしました。

さて、このブログが子育て日記化しないよう、
久しぶりに畑の様子を。

こちらも皆さまにご心配いただいていますが、
まんまる農園でも春先からの日照不足と寒さにより、
春野菜の生育がかなり遅れています。

野菜セットをお届けしている皆さまには、
品目数が揃わず、しばらくは少量のセットのお届けとなり、
ご迷惑をおかけしています。

雨が多い分、ハウス内での夏野菜の種まき・鉢上げ(移植)が
どんどん進みます。。
写真(左)は手前からトマト、ピーマン、ナス。
その他とうもろこし、ズッキーニ、かぼちゃ、モロヘイヤなどなど・・・
ハウス内には所狭しと鉢が並び、畑へと巣立つ日を待っています。

そして、稲の種籾蒔きも終えました。
今年で3年目のお米作り。
毎年新たな学びがあり、それをいかに翌年に活かせるか。。
1年目より2年目、2年目より3年目・・・といきたいものです。

今年も育苗はビニールを敷いた枠内に
苗箱を並べ、水を張って管理する「プール育苗」。
常に水を入れておくことで病気を防ぎます。

昨年は初めての試みで、うまく水が溜まりませんでしたが、
今年はどうなるでしょうか。。
発芽したらいよいよ水をいれます。

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2010年2月15日

始動

Photo_2 

まる妻です。

4日に温床を踏み込みました。
温床とは、落ち葉の発酵熱を利用して、
寒い時期に育苗をするためのものです。

具体的には、落ち葉に米糠と鶏糞を混ぜ、
水を加えて足で踏み込みます。

我が家の温床は畳1.5枚ほどのスペースで、高さは90cmほど。
これを満たすためには、
落ち葉、米糠、鶏糞、水→踏み込み・・・の作業を繰り返し、
15層くらいできたところで一杯になりました。

冬の間の運動不足で鈍った体には結構こたえます。。

一般的には、正月休みが終わると仕事初めで
一年がスタートしますが、
私たちはこの作業をすると「今年も始まるぞ」という感じがします。

2~3日で温度が上がってきて、
今年初めての種まきをしました。
まずはキャベツ、レタス、ブロッコリー、カリフラワー、セロリから。

関東地方では2月に入って何度が雪が降りましたが、
そんな中、小さな種がちゃんと芽を出してくれました。

今後はしばらく育苗ハウスの温度管理に気の抜けない日々です。
しかし、これまでの育苗と大きく違う点は、
家の目の前に育苗ハウスがあること!
今までは晴れたり曇ったりする度に畑まで車を走らせていましたが、
これからはその必要がなくなります。

あとは私たちが越してきたことにより居所を奪われたネズミさんたちに
やわらかい芽を食べられないように気をつけなくては。。

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2009年10月19日

気まぐれ?

Photo   Photo_2

間があいてしまいました。。まる妻です。
少し前になりますが、台風のときのことを。

ここ栃木は、幸いなことにいつも台風の進路から外れ、
あまり被害を受けないのですが、
今回の台風に関しては、「なんだかすごいらしいぞ!」という感じで、
市内の小中学校が前日から早々と休校を決めたり、
ちょっと様子が違いました。

これがナスやきゅうりなどの「生りもの」が真っ盛りの時期なら、
私たちも心穏やかではいられなかったでしょう。
細い木(蔓)に重い実がぶら下がっているところへ強風が吹けば、
実はこすれて傷だらけになるし、最悪の場合根っこから折れることも。

しかし、もうナスもきゅうりも終盤の終盤。
小さいものが細々と採れていただけなので、
もう十分役目を果たしてもらってお疲れさま、という感じ。

心配するとすればネギが折れないか、というくらい。

でも結局、心配しても私たちにできることは何もないので、
特に何もしません。(笑)
(ナスやピーマンなら支柱と枝を縛ったり、少し枝を落としたり
することもあります。


で、台風後に畑の見回りに行ったら、案の定ネギが一部折れていました。
これだけで良かった。
すぐ近くの茨城の仲間のところでは、ビニールハウスが破れたり、
稲を天日干しするために組んだ木が倒れ、稲が水に浸かったりしたそうです。
雨の中、木を組み直し、落ちた稲を掛け直したそうですが、
水を含んだ稲はきっととても重かったはず。
そして気持ちもかなり重かったはず。。

私たちの折れたネギは、そのまま畑に放置していたら腐ってしまうだけですが、
すぐに食べれば全然問題ないので、
事情を説明して、翌日の出荷の際にセットに入れさせていただきました。
これが形・見た目の良さ重視の一般の市場だったら、
廃棄するしかなかったでしょう。。
こういうことを理解して、何も言わずに食べてくださる皆さんに
感謝、感謝です。

その他に
最近被害と言えば、虫さんたちが元気なことです。
虫も、野菜なら何でも良いわけではないようで、
良く食べられるのは、キャベツ、ブロッコリー。
それから小松菜、チンゲン菜などの葉もの。
ルッコラ、春菊、セロリなど香りの強い野菜はあまり好きではないようで、
無農薬でもほとんど虫はつきません。

レタスも虫がつかない野菜の一つだったのですが、
なぜか今年は食べられています。
これは初めてのことです。
どんな気持ちの変化があったのでしょうか?
食わず嫌い、克服したようです。。

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2009年10月 2日

2年目の稲刈り

2009

 今年で2年目の米作り。2回目の稲刈りを日曜、月曜の2日間にかけて行いました。作った面積は昨年、2反(600坪)あまりだったのに対し、今年は4反(1200坪)。

水管理が上手く出来なかった田んぼがあり、草が生えてしまいました。田んぼの表面が地面に露出していると草が生えやすくなります。草が繁茂したところは稲が伸びず、さらに草が伸びるという悪循環です。

コンバインでの稲刈りが「すんなり終わりますように。」と、祈っていたのですが、草の生えている一枚目の田んぼで早速トラブル発生。

稲を刈る刃の部分に草が絡まり、何度も繰り返すうち、Vベルト(エンジンの動力を各作業部に伝えるベルト)を切ってしまったのです。
草の生えた田んぼでは機械が上手く作動しないということが来年以降の良い教訓となりました。

結局、半分も終わらないまま、初日が終了。

まだまだ余裕ぶっていたのですが、次の日も、今度は機械の内部で詰まっているサインが点灯。しばらく見ないふりもしましたが、やっっぱりだめです。
人の機械を借りているため、いまいち機械整備に精通していません。農機具屋を呼び出し、点検してもらうことに・・・・。
その後、2日目の昼からやっと機械がまともに動き出し、暗くなる前に稲刈りを終了することが出来ました。
それにしても、機械が動かないというのは本当に歯がゆいですね。俺はピンピンしているのに・・・。ヤツは動かない。。。みたいな感じで。

ある有機農家で哲学家の方の本の中で「農業機械によって短縮された時間は、結局、整備や、故障によってわずらわされる時間と大差はない」というような言葉を読んだような気がしましたが、今年の稲刈りほどこの言葉を思い出したことはありません。

機械を借りている上に、しかも機械を使って稲刈りをしている立場でいえることではないのですが、今年はコンバインに悩まされました・・。

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2009年9月26日

休みの日の畑仕事

Photo  
仲むつまじく遊ぶ子供たち 右はきれいになったきゅうりネット

まる妻です。
今日は土曜日。
平日は保育園に行っている娘も、一緒に畑仕事です。

いたずら盛りの娘は一人にしておくと危なっかしくて、
市内に住む夫の両親が手伝いに来てくれても、
一人は完全に娘につきっきりです。

しかもこのところ、反抗期ときています。。
何か注意されても知らん顔。
私たちの気を引くために、いけないと分かってることも
わざとやったりします。(苦笑)

今日は両親もおらず、どうなることかと思いながら畑に連れて行くと、
畑のすぐ隣の家に住んでいるしゅんちゃんという
幼稚園に通っているお兄ちゃんが娘と遊んでくれて大助かり!
「しゅんちゃん様々」で、私たちはいそいそと仕事に励んだのでした。

今日の仕事は、1回目のきゅうりとインゲンの片付け。
きゅうり、インゲン、ニガウリ、へちまなどは、

アーチを等間隔で立ててネットで覆い、そこに蔓を這わせ栽培します。

このネット、高いものではないし、
一般的には収穫が終わると絡まった蔓と共に処分しますが、
まんまる農園はていねいに蔓を取って、再利用!

手間と時間はかかりますが、丈夫なものなので、
一度しか使わずに捨てるのはもったいない。

・・・と黙々と蔓取りをしていると、
途中しゅんちゃんが家に帰ってしまい、
今度は娘がネットに絡まった蔓のように
私に絡みついてきたのでした。。

こんな調子で休日の畑仕事はのんびり進んでいます。
娘の昼寝中にケーキなんか焼いたりして。
有機農業仲間のMさんからいただいた平飼い卵たっぷりの
シフォンケーキ。明日のおやつです。
(Sさんからいただいた卵で作ったときは陥没しご紹介できず。。
Sさん、Mさん、貴重な卵ありがとうございます!!)

いよいよ明日は稲刈りです!
娘がいい子でいてくれますように。。

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2009年9月23日

夏→秋

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最近夫に(ブログで)押され気味のまる妻です。
たまに暑い日もありますが、空を見上げるとすっかり秋です。
朝晩は結構冷えますね。

皆さんにお届けする野菜も、徐々に夏野菜から秋野菜に移行中です。
ナス、きゅうり、オクラ、ニガウリはまだお届けしていますが、
全盛期に比べたら、数も少なく、小さく、ナスは硬くなってきています。
「旬」が終わったということですね。

そして、小松菜、チンゲン菜、ルッコラ、京菜などの葉もの野菜や、
サニーレタス、かぶなども採れ始めました。
採れ始めのかぶの、やわらかくて、みずみずしくて、なめらかで、
甘くておいしいこと!!
こちらはこれから旬の野菜です。

定期的に野菜をお届けしている皆さんは、
旬の移り変わりを目で、舌で、
感じていただいていると思います。

本来、レストランでよく出てくる
トマトときゅうりが入った生野菜のサラダが、
一年中食べられるっていうことはないはずなんですよね~。

「旬」というのは、その野菜が一番おいしい時期であると同時に、
一番作りやすい時期でもあります。
旬でない時期に作る野菜は、やはりどこかに無理がかかって、
病気が出たり、虫がついたり、そのために薬を使ったり・・・

そういう意味では、大規模な単一作物栽培の農業に負けず劣らず、
有機農業もとても合理的な農業と言えるかもしれません。

なんだか話がそれてしまいましたが、
少し前に、秋冬野菜の作付けをするため
畑でほったらかしになっていたかぼちゃを全て収穫しました。
かぼちゃは保存がきくので、毎年冬至の頃まで置いておき、
お届けします。
置いておくことで甘みも増します。

・・・はて、この場合、かぼちゃの旬は収穫する夏なのか、
おいしくなる冬なのか。。。

とにかく、今年は豊作です。

Photo

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2009年9月14日

競争社会

Photo_5   Photo_6
      
間引き前                    間引き後


こんばんは、まる妻です。

連日、秋から春先まで出荷する人参の間引きをしています。
出荷期間が長い上、春先には毎年ご好評をいただいている
ジュースになるべく畑を旅立っていく彼ら。

そのために間引きはとても大事な作業なのです。

人参は密に種を蒔いて2回間引きします。
1回目で指2本分くらいの間隔にし、
もう少し大きくなってから2回目を行い、
げんこつ1こ分くらいの間隔にします。

それなら初めからげんこつ1こ分の間隔をあけて蒔けばいいじゃん、
と思われるかもしれませんが、
人参はみんなで競わせることで、元気に、大きく育つのだそうです。
競争社会です。。なんだかかわいそうな気もしますが。

2回目の間引きの頃にはもう、
「人参葉」ではなく「ミニ人参」くらいになっていて、
間引いてしまうのはかなり心が痛むのですが、
ここで思い切りやらないと
人参同士がぶつかってしまい、
1本1本が大きくなれないのです。
また風通しが悪いと、病気や虫の原因にもなります。

あとは大量に間引いた人参を無駄にしないよう、
どう消費するか、です。
今日はポタージュと、しょう油漬けにしました。

ポタージュは、口の中で人参の香りがふわっと広がって美味でした。

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2009年5月13日

共生

Photo_4   

まる妻です。
畑では、夏野菜の定植(苗の植え付け)が進んでいます。
ズッキーニに始まり、ナス、ピーマン、ししとう、きゅうりまで終わって、かぼちゃ、オクラ、インゲン、ニガウリと続きます。

今年は「コンパニオンプランツ」というものに挑戦(と言うほどでもないですが)しています。
コンパニオンプランツとは、一緒に植えると病気や害虫を防いだり、生長を促進する効果がある、野菜やハーブのことです。

毎年、トマトとナスの近くに虫除けでバジルを植える、というのはやっていたのですが、今年新たに試してみるのは、ズッキーニ、きゅうり(共にウリ科)とネギの組み合わせ。
定植のときに一緒にネギを一本植えるだけなんですが、
昨年はズッキーニもきゅうりも病気が出てあまり採れなかったので、その効果に期待です。

もう一つは、とうもろこしと枝豆を1列ずつ交互に植えるというもので、とうもろこしの虫除けに効果があるそうです。

他にもいろいろな組み合わせがあるので、少しずつ試してみようと思っています。

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